XMのゼロ(ZERO)口座｜メリット・デメリット・手数料などを徹底解説

XMTradingでは、様々なニーズ・トレードスタイルに対応出来るように「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」という4種類の口座タイプがあります。

ここでは、その中でも「ゼロ口座」について詳しく解説していきましょう。

XMTradingのゼロ口座について、メリット・デメリット、手数料、スプレッドなど、口座開設前に知っておくべき情報を徹底解説します。
これからXMTradingで口座開設を検討している方、特にゼロ口座に興味を持っている方は必見です。

この記事を読めば、ゼロ口座の取引コストの仕組みや、他の口座タイプとの比較、さらにはゼロ口座で最適な取引手法まで理解することができます。

結論として、ゼロ口座は取引コストの低さが魅力ですが、手数料体系を正しく理解し、適切な取引手法・戦略を用いることで、その真価を発揮する口座タイプと言えるでしょう。この記事で得た知識を活かして、自分に最適な口座を選び、より効果的なFXトレードを実現しましょう。

XM ゼロ(ZERO)口座の特徴

XMTradingが提供する取引口座の一つである「ゼロ口座」は、その名の通り、極めて低い取引コストを実現することを目指した口座タイプです。

約1000種類の豊富な取引銘柄を、高いレバレッジで取引できます。特に、FX取引に力を入れているトレーダーにとって魅力的な選択肢となっています。

ただし、ゼロ口座は他の口座タイプとは異なる特徴を持つため、メリット・デメリットをよく理解した上で利用することが重要です。

主要通貨ペアの低スプレッド

ゼロ口座の最大の特徴は、主要通貨ペアにおけるスプレッドの狭さです。

ユーロ/ドル、米ドル/円、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、ユーロ/円といった主要通貨ペアでは、取引時間帯によっては最小0pipsという非常に狭いスプレッドで取引できる可能性があります。

これは、スキャルピングやデイトレードのような短期売買を行うトレーダーにとって大きなメリットとなります。

多様な取引銘柄

ゼロ口座では、FXだけでなく、貴金属、エネルギー、株式指数、個別株CFDなど、約1000種類の豊富な銘柄を取引できます。

多様な市場にアクセスできるため、取引機会を広げたいトレーダーにとって魅力的です。

高いレバレッジ

XMTradingの最大の特徴である最大500倍のレバレッジは、ゼロ口座でも利用可能です。

少ない資金で大きな取引ができるため、資金効率を重視するトレーダーにとってメリットとなります。ただし、レバレッジは利益を拡大する一方で、損失も拡大する可能性があるため、リスク管理には十分注意する必要があります。

取引手数料

ゼロ口座では、スプレッドに加えて、1ロットあたり往復10米ドルの取引手数料が発生します。

主要通貨ペアの狭いスプレッドを考慮しても、取引コスト全体を最小限に抑えるためには、取引量や取引頻度を適切に管理する必要があります。

約1000種類の豊富な取引銘柄

ゼロ口座では、FXだけでなく、貴金属（金、銀など）、エネルギー（原油、天然ガスなど）、株式指数（日経225、ダウ平均株価など）、個別株CFDなど、約1000種類の豊富な銘柄を取引できます。

多様な市場にアクセスできるため、取引機会を広げたいトレーダーにとって魅力的です。

一つの口座で様々な資産クラスを取引できるため、ポートフォリオの多様化にも役立ちます。

最小取引単位と証拠金

ゼロ口座の最小取引単位は0.01ロットです。

少額から取引を始められるため、初心者や資金が少ないトレーダーでも始めやすいです。

ただし、レバレッジが高い場合は、証拠金維持率に注意する必要があります。

ロスカット水準

XMTradingでは、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが発動します。

ゼロ口座も例外ではありません。

高いレバレッジを利用する場合は、ロスカットのリスクを十分に理解し、適切な資金管理を行うことが重要です。

XM ゼロ(ZERO)口座の取引コストの仕組み

XMTradingのゼロ口座は、その名の通り「ゼロ」を謳っていますが、完全な手数料無料ではありません。

取引コストは主に「スプレッド」と「取引手数料」の2つから構成されます。

これらを理解することで、より効果的な取引戦略を立てることができます。

スプレッドについて

スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差額のことです。
XMのゼロ口座では、主要通貨ペアで平均0.1pipsという非常に狭いスプレッドを提供しています。

これは、取引コストを抑える上で大きなメリットとなります。
ただし、スプレッドは市場の流動性やボラティリティによって変動することに注意が必要です。

特に経済指標発表時や市場の混乱時にはスプレッドが拡大する可能性があります。
また、マイナー通貨ペアや貴金属などはスプレッドが広い傾向にあります。

取引手数料について

ゼロ口座では、スプレッドに加えて取引手数料が発生します。

手数料は1ロットあたり往復10米ドルです。
これは、10万通貨単位の取引で10米ドル、1万通貨単位の取引で1米ドルとなります。

取引量が多いトレーダーにとっては、手数料の影響が大きくなるため注意が必要です。

取引コストの計算例

例えば、USD/JPYを1ロット(10万通貨)取引する場合、スプレッドが0.1pipsで手数料が10米ドルだとすると、取引コストは以下のようになります。

このように、ゼロ口座ではスプレッドと手数料の両方を考慮して取引コストを計算する必要があります。

他口座タイプとの比較

XMTradingでは、ゼロ口座以外にもスタンダード口座、マイクロ口座を提供しています。
これらの口座タイプとゼロ口座の取引コストを比較することで、自分に最適な口座タイプを選択することができます。

上記はあくまでも一般的な比較であり、具体的な取引コストは市場環境や通貨ペアによって変動します。
各口座タイプの詳細については、XMTradingの公式ウェブサイトをご確認ください。

コストを抑えるための戦略

ゼロ口座で取引コストを抑えるためには、以下の戦略が有効です。

取引量を最適化する

取引手数料はロット数に応じて増加するため、必要以上に大きなロットで取引しないように注意しましょう。

スプレッドの変動に注意する

経済指標発表時や市場の混乱時にはスプレッドが拡大する可能性があるため、取引を控えるか、スプレッドの拡大を考慮した取引戦略を立てる必要があります。

スキャルピングのような短期売買には不向き

スプレッドと手数料の両方が発生するため、スキャルピングのような薄利多売の取引手法には不向きです。
中長期的な取引戦略に適しています。

これらの戦略を参考に、ご自身の取引スタイルに合った取引計画を立てましょう。

XMの全口座タイプの比較【一覧表】

XMには、全4種類の口座タイプが用意されています。

各口座タイプごとに異なる仕様があるので、以下の口座種類と仕様表を参考にしてみてください。

以下の表は、各口座タイプの仕様をまとめています。

XM ゼロ(ZERO)口座のスプレッド・取引手数料｜他口座比較

XMTradingのゼロ口座は、その名の通りスプレッドが狭いことが最大の特徴です。

しかし、取引手数料が発生するため、取引コスト全体を把握することが重要です。

ここでは、ゼロ口座のスプレッドと取引手数料を詳しく解説し、XMTradingが提供する他の口座タイプ（スタンダード口座、マイクロ口座）と比較することで、それぞれのメリット・デメリットを明確にします。

主要通貨ペアのスプレッド比較

ゼロ口座は、主要通貨ペアにおいて非常に狭いスプレッドを提供しています。以下は、主要通貨ペアの平均スプレッドの比較です。

上記はあくまで平均値であり、市場の流動性や取引時間帯によって変動する可能性があります。

特に、経済指標発表時や市場の急変動時にはスプレッドが拡大することがあります。

リアルタイムのスプレッドは、XMTradingの公式ウェブサイトまたは取引プラットフォームで確認できます。

取引手数料

ゼロ口座では、スプレッドが狭い代わりに、取引手数料が発生します。

手数料は、1ロットあたり10米ドル（片道5米ドル）です。
これは、取引量が多いトレーダーにとっては大きなコストとなる可能性があります。

取引手数料の計算例

USD/JPYを1ロット取引する場合、取引手数料は下記の通りです。

• 買値：片道5米ドル
• 売値：片道5米ドル
• 合計：10米ドル

ゼロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座の比較

各口座タイプのスプレッド、取引手数料、その他の特徴を比較した表を以下に示します。

上記の情報は、2023年10月27日時点のものです。

最新の情報はXMTradingの公式ウェブサイトをご確認ください。

ゼロ口座を選ぶ際には、取引手数料とスプレッドのバランスを考慮し、ご自身の取引スタイルに合った口座タイプを選択することが重要です。

スキャルピングやデイトレードのような短期売買を行うアクティブトレーダーにとっては、狭いスプレッドが有利に働く可能性があります。

一方、取引回数が少ないトレーダーや長期保有を目的とするトレーダーにとっては、取引手数料がないスタンダード口座やマイクロ口座の方が適している場合があります。

XMのゼロ口座の開設方法【新規】

XMTrading（エックスエム）の「ゼロ口座」口座開設方法を解説していきましょう。

XMの口座開設は簡単なので5分程度で終わります。

アカウント登録

まず、XMのアカウント開設ページに進みます。

アカウント登録フォームに、自身の居住国とメールアドレスを入力します。

利用規約・プライバシーポリシーの確認、XMからの各種案内メールの受取りに同意したらチェックを入れて「登録する」をタップします。

メールアドレスの認証

登録メールアドレス宛に「XMTradingへの登録を開始します」という件名のメールが届きます。メール本文を確認して「登録を開始する」をタップします。

お客様情報の入力

プロフィール登録フォームに個人情報（氏名・性別・生年月日）を入力します。

現住所・連絡先（登録住所）の入力

投資家プロフィール情報の入力

投資家プロフィール（就業状況・推定年収・金融資産・年間投資予定額・取引口座開設の目的）を入力します。

取引口座の選択

口座開設する取引口座情報（プラットフォーム・口座タイプ・レバレッジ・基本通貨・ボーナス）を選択します。

すべてのプロフィール情報の入力が完了後、XMの規約を確認し同意する場合はチェックを入れて「次に進む」をタップしてください。

以上で口座開設は完了です。

リアル口座（ゼロ口座）開設完了

メールアドレスの認証完了後、XMの会員マイページにログインします。

すると、下記のような開設されたゼロ口座の情報が表示されます。

XMのゼロ口座の開設方法【追加】

XMTrading（エックスエム）ゼロ口座の追加作成方法を解説していきましょう。

マイページにログイン

まず、マイページにログインします。IDとパスワードを入力します。

追加口座開設からリアル口座へ進む

次に、マイページから「追加口座開設」⇒「リアル口座」を選択します。

取引口座詳細を選択

取引口座の詳細を入力します。

上記の項目を入力します。

ログイン用のパスワードを設定

ログイン用のパスワードを設定します。

XMから口座の追加開設のメールが届く

すぐにXMからメールが届きますので、口座の追加が出来ます。

XM ゼロ(ZERO)口座のメリット

XMTradingのゼロ口座は、特定のトレーダーにとって非常に魅力的なメリットを複数備えています。手数料体系やスプレッドの狭さなど、コスト面でのメリットが際立ちますが、それ以外にも取引環境の充実など、様々なメリットが存在します。

約定力の高さ

XMはNDD方式を採用しており、約定拒否やスリッページが少ないというメリットがあります。

特にゼロ口座は、取引サーバーがニューヨークに配置されているため、約定スピードが非常に速く、高い約定力が期待できます。

スキャルピングやデイトレードのような短期売買を行うトレーダーにとって、約定力は非常に重要な要素です。

約定の遅延やスリッページは、取引機会の損失や想定外の損失につながる可能性があるため、ゼロ口座の高い約定力は大きなメリットと言えるでしょう。

低スプレッド

ゼロ口座はその名の通り、主要通貨ペアのスプレッドが原則0pipsから提供されています。

これは、他の口座タイプと比較しても非常に狭いスプレッドであり、取引コストを抑える上で大きなメリットとなります。

特に、頻繁に取引を行うアクティブトレーダーにとっては、スプレッドの狭さは取引コストの削減に直結するため、非常に重要な要素です。

豊富な取引銘柄

ゼロ口座では、FXだけでなく、金、銀、原油、株式指数CFDなど、1000種類以上の金融商品を取引できます。多様な市場にアクセスできるため、取引機会を広げ、ポートフォリオを多様化することが可能です。

一つの口座で様々な金融商品を取引できることは、トレーダーにとって大きなメリットと言えるでしょう。

ゼロカットシステムの適用

XMTradingでは、ゼロカットシステムを採用しています。

これは、相場の急変動などで口座残高がマイナスになった場合でも、追証が発生しないというシステムです。

つまり、入金した金額以上の損失を被るリスクがないため、安心して取引を行うことができます。

特に、ハイレバレッジで取引を行うトレーダーにとっては、ゼロカットシステムは大きな安心材料となるでしょう。

最大レバレッジ500倍

最大500倍のレバレッジを提供しています。

高いレバレッジは、少ない資金で大きな取引を行うことができるため、資金効率を高める上で有利です。

ただし、レバレッジは利益を拡大する一方で、損失も拡大する可能性があるため、リスク管理には十分注意する必要があります。

日本語サポートの充実

XMTradingは日本語サポートが充実しており、電話、メール、ライブチャットで問い合わせが可能です。

日本語でサポートを受けられるため、言葉の壁に不安を感じることなく、安心して取引を行うことができます。

特に、FX取引が初めての方にとっては、日本語サポートの充実度は重要なポイントとなるでしょう。

XM ゼロ(ZERO)口座のデメリット

XM ゼロ(ZERO)口座は、低スプレッドで取引できるメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

これらのデメリットを理解した上で、口座開設を検討することが重要です。

取引手数料が発生する

XM ゼロ(ZERO)口座の最大の特徴は、非常に狭いスプレッドで取引できる点ですが、その代わりに取引手数料が発生します。

1ロットあたり10USD（往復20USD）の手数料がかかるため、取引回数が多い場合や小ロットで取引する場合には、手数料負担が大きくなる可能性があります。

特にスキャルピングのような短期売買を行うトレーダーにとっては、この手数料が利益を圧迫する要因となる可能性があります。

手数料を考慮した上で、取引戦略を立てる必要があります。

ボーナスキャンペーンの対象外

XMTradingでは、新規口座開設者や既存顧客向けに様々なボーナスキャンペーンを実施していますが、ゼロ(ZERO)口座はこれらのキャンペーンの対象外となっています。

入金ボーナスや取引ボーナスを活用して、取引資金を増やしたいと考えているトレーダーにとっては、デメリットと言えるでしょう。

ボーナスを活用したい場合は、スタンダード口座やマイクロ口座の利用を検討する必要があります。

約定拒否が発生する可能性がある

XM ゼロ(ZERO)口座は、NDD方式を採用しており、インターバンク市場に直接注文を流すため、市場の流動性が低い時間帯や相場が大きく変動する局面では、約定拒否が発生する可能性があります。

特に重要な経済指標の発表時や、市場に大きなインパクトを与えるニュースが流れた際には、約定拒否のリスクが高まります。

約定拒否は、想定外の損失につながる可能性もあるため、注意が必要です。

ゼロ口座と他口座タイプの比較

XMTradingが提供する主要な口座タイプを比較することで、ゼロ口座のデメリットがより明確になります。

上表からもわかるように、ゼロ口座はスプレッドが狭い一方で、手数料や最低入金額が高く、ボーナスキャンペーンの対象外となっています。

自身の取引スタイルや資金状況に合わせて、最適な口座タイプを選択することが重要です。

EA(自動売買)には不向き

XM ゼロ(ZERO)口座は、取引手数料が発生するため、高頻度で取引を行うEA(自動売買)には不向きです。

EAを利用する場合は、手数料無料のスタンダード口座やマイクロ口座の方が適しています。

EAの特性を理解し、適切な口座タイプを選択しましょう。

XM ゼロ(ZERO)口座をおすすめする取引手法

XM ゼロ(ZERO)口座は、その特徴的なコスト構造から、特定の取引手法との相性が非常に良くなります。逆に、不適切な手法を用いると、手数料負担が大きくなり、利益を圧迫する可能性も。

この章では、XM ゼロ(ZERO)口座のメリットを最大限に活かせる取引手法を紹介します。

スキャルピング

XM ゼロ(ZERO)口座は、低スプレッドと取引手数料の組み合わせにより、短期売買を繰り返すスキャルピングに適しています。

わずかな価格変動でも利益を狙うスキャルピングでは、取引コストの低さが重要です。

XM ゼロ(ZERO)口座であれば、低スプレッドと固定手数料により、コストを最小限に抑えながら、小さな利益を積み重ねることが可能になります。

スキャルピングにおける注意点

スキャルピングは、短時間で多くの取引を行うため、高い集中力と迅速な判断力が求められます。

また、市場の急激な変動に適切に対応できなければ、大きな損失を被る可能性もあります。

十分な知識と経験を積んだ上で、慎重に取り組む必要があります。

デイトレード

デイトレードは、数時間から1日の間にポジションを決済する取引手法です。

スキャルピングほどではありませんが、取引回数は多くなるため、取引コストの低さが重要になります。

XM ゼロ(ZERO)口座であれば、低スプレッドと固定手数料により、コストを抑えながらデイトレードを行うことができます。

デイトレードにおける注意点

デイトレードは、市場の動向を常に把握し、適切なタイミングで売買を行う必要があります。

経済指標の発表や、世界情勢の変化など、市場に影響を与える様々な要因を理解し、分析する能力が求められます。

また、スキャルピング同様、損失を限定するためのリスク管理も重要です。

中長期トレードとの相性

スワップポイント狙いの長期トレードには、XMのスタンダード口座やマイクロ口座の方が適しています。

ゼロ口座は、取引手数料が発生するため、長期保有によるコスト増加が懸念されます。

特に、低スプレッドのメリットが享受しにくい、取引量の少ない銘柄の場合は、手数料負担が大きくなる可能性があります。

上記のように、XM ゼロ(ZERO)口座は、短期売買であるスキャルピングやデイトレードに適しています。

一方、中長期トレード、特にスワップポイント狙いの長期トレードには、スタンダード口座やマイクロ口座の方が適していると言えるでしょう。

それぞれの取引手法の特徴と、XMが提供する各口座タイプの特性を理解し、自身の取引スタイルに最適な口座を選択することが重要です。

また、EA(Expert Advisor)を利用した自動売買を行う場合も、取引回数によっては手数料が大きくなる可能性があります。

EAのロジックや取引頻度を考慮し、XM ゼロ(ZERO)口座の利用が適切かどうかを判断する必要があります。

バックテストなどで手数料を含めたパフォーマンスを検証することが重要です。

XM ゼロ(ZERO)口座に関する注意点

XMTradingのゼロ口座は、低スプレッドで取引できる魅力的な口座タイプですが、いくつかの注意点があります。

これらの注意点を理解した上で、適切に利用することで、取引におけるリスクを軽減し、より効果的な取引を実現できます。

１つずつ解説していきます。

ゼロ口座は最大レバレッジが500倍

XMTrading（エックスエム）の「ゼロ口座」では、最大レバレッジ1,000倍のスタンダード・マイクロ・KIWAMI極口座とは異なり、最大500倍のレバレッジが適用されます。

レバレッジは高ければ高いほど少ない証拠金で取引出来ますが、逆にレバレッジが低いと必要な証拠金が大きくなります。

XMレバレッジに対する必要証拠金（1ロット当たり）の例

スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座　レバレッジ1000倍（記事執筆時点レート）

ゼロ口座　レバレッジ500倍（記事執筆時点レート）

XMのゼロ口座でお取引頂く場合、スタンダード口座やKIWAMI極口座の1.8倍程度の証拠金が必要になります。しかし最小0pips～の狭小スプレッドにより低コストでお取引頂くことが可能です。

ゼロ口座の取引手数料支払いのタイミング

XMTrading（エックスエム）の「ゼロ口座」で発生した取引手数料は、ご利用の取引プラットフォームMT4（メタトレーダー４）・MT5（メタトレーダー5）によって支払いのタイミングが異なります。

MT4の場合は、ポジションをオープンするタイミングで往復10通貨の手数料が取引口座の残高から差し引かれます。

MT5の場合は、ポジションオープン時に片道5通貨、ポジションクローズ時に残りの5通貨の取引手数料が残高から差し引かれます。

MT5でお取引する際には、取引手数料の口座通貨換算レートが往復で異なりますのでご注意ください。

XMのゼロ口座の取引手数料は、MT4/MT5の「取引」タブ内で確認することが出来ます。

ゼロ口座は新規口座開設ボーナス（取引ボーナス）のみ対象

XMtradingのゼロ口座は、対象となるボーナスが「口座開設ボーナス（取引ボーナス）」のみとなりますのでご注意ください。

XMでは、新規にリアル口座を開設した人には、トレード資金として利用出来る15,000円分の「口座開設ボーナス」、入金額に応じて最大10,500ドル相当額まで受け取れる2段階の「入金ボーナス」、トレード量に応じてポイントが貯められる「ロイヤルティプログラム（取引ポイント）」の3種類のボーナスがあります。

但し、ゼロ口座は、「口座開設ボーナス」のみ対象です。

ゼロ口座で取引出来ない銘柄がある

ゼロ口座では、米ドル/人民元（USD/CNH）と仮想通貨CFDの取引は出来ません。

米ドル/人民元（USD/CNH）と仮想通貨CFDは、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座でのみ取引出来ます。

ゼロ口座のFXではピリオドの表記のある銘柄名を選択

XMTrading（エックスエム）では、口座タイプ毎に取引出来る銘柄名が異なります。

ゼロ口座のFXでは、通貨ペアの後ろにサフィックス「．（ピリオド）」の表記のある銘柄名（USDJPY.）で取引出来ます。

通貨ペアの後ろにサフィックスの無い銘柄名は、スタンダード口座にて利用可能なFX銘柄となります。

約定力に関する注意点

ゼロ口座は、NDD方式を採用しており、インターバンク市場に直接注文を流すため、市場の流動性によって約定力が変動する可能性があります。

特に、経済指標発表時や市場の急変動時など、流動性が低下する局面では、スリッページが発生しやすくなります。

また、約定拒否が発生する可能性もゼロではありません。

これらのリスクを理解し、取引量や注文方法を適切に調整することが重要です。

ゼロ口座の手数料体系

ゼロ口座は、スプレッドが狭く設定されている一方で、取引ごとに手数料が発生します。

手数料は通貨ペアごとに異なり、1ロットあたり往復10ドルです。

取引回数が多い場合、手数料が取引コスト全体に占める割合が大きくなる可能性があります。

そのため、スキャルピングやデイトレードのような短期売買を行う場合は、手数料とスプレッドのバランスを考慮し、最適な取引戦略を立てる必要があります。

以下の表に主要通貨ペアの手数料を示します。

追証に関する注意点

FX取引では、急激な相場変動により、証拠金以上の損失が発生する可能性があります。

この場合、追加で証拠金を差し入れる必要が生じる「追証」が発生します。

XMTradingはゼロカットシステムを採用しており、追証が発生することはありませんが、証拠金維持率が一定水準を下回ると強制ロスカットが執行されます。

強制ロスカットは、損失を限定する上で重要な役割を果たしますが、予期せぬタイミングでポジションが決済される可能性があるため、注意が必要です。

証拠金管理を徹底し、余裕を持った取引を行うことが重要です。

具体的には、レバレッジを適切に設定し、ストップロスオーダーを活用するなど、リスク管理を徹底しましょう。

カスタマーサポート

XMTradingは日本語でのカスタマーサポートを提供していますが、対応時間や対応方法には制限があります。

緊急時の対応や、複雑な問い合わせには時間を要する場合があるため、事前に問い合わせ方法や対応時間を確認しておきましょう。

また、公式ウェブサイトにはFAQや用語集なども用意されているので、まずは自分で調べてみることも重要です。

その他

ゼロ口座は、スキャルピングや自動売買に適しているとされていますが、すべての取引手法に最適というわけではありません。

自身の取引スタイルや戦略に合った口座タイプを選ぶことが重要です。

また、法規制や税制についても理解しておく必要があります。必要に応じて、専門家への相談も検討しましょう。

XM ゼロ(ZERO)口座に関するよくある質問

XMのゼロ口座に関するよくある質問と回答をまとめました。

１つずつ解説していきます。

XM ゼロ(ZERO)口座について、よくある質問をまとめました。口座開設前に疑問を解消し、スムーズに取引を始めましょう。

どの基本通貨でゼロ口座を開設出来ますか？

USD（ドル）、EUR（ユーロ）またはJPY（円）でゼロ口座を開設することが出来ます。

ゼロ口座には手数料はありますか？

ゼロ口座の手数料は、＄100,000の取引に対して＄5となります。

MT4プラットフォームの手数料は、取引発生時に往復分（発注と決済）がまとめて口座から差し引かれます。

MT5プラットフォームの手数料は、取引発注時と決済時に口座から差し引かれます。

既にXMの口座を保有していますが、ゼロ口座も開設することが出来ますか？

既にXMの口座を保有している場合は、追加口座開設ページからログインしてゼロ口座を開設可能です。

ゼロ口座の最大レバレッジは何倍ですか？

ゼロ口座の最大レバレッジは500倍になります。

状況に応じて、1:1から1:500まで自由に設定できます。

ゼロ口座で入金ボーナスの利用は可能ですか？

いいえ、入金ボーナスプロモーションは、マイクロ口座およびスタンダード口座のみで利用可能です。

ゼロ口座は、入金ボーナスの対象外です。

ゼロ口座ですべてのプラットフォームを使用することは可能ですか？

ゼロ口座では、すべての取引プラットフォーム（MT4・MT5・XMアプリ）を使用可能です。

ゼロ口座の最大注文数はいくつ？

ゼロ口座では、1回のトレードで最大50ロットまで注文できます。

また、同一口座内にて最大200ポジションを同時に保有出来るため、合計最大10,000ロット注文することが可能です。

なお、ゼロ口座の最小注文数は0.01ロットです。

他の口座から資金をゼロ口座へ移動することは可能ですか？

はい、可能です。

ただし、付与された入金ボーナスは消失するので注意してください。

ゼロ口座でロイヤリティプログラムでのポイント獲得は可能ですか？

いいえ、XMTradingロイヤリティプログラムは、スタンダード口座マイクロ口座でのみポイント獲得が可能となっています。

デモ口座でゼロ口座を試すことは出来ますか？

はい、デモ口座で試す事が出来ますので、実際に取引を開始する前に試してみてください。

XM ゼロ(ZERO)口座の最低入金額は？

XM ゼロ(ZERO)口座の最低入金額は5米ドルです。少額から始められるので、気軽に取引を体験できます。

XM ゼロ(ZERO)口座で取引できる銘柄は？

XM ゼロ(ZERO)口座では、FX、貴金属、原油、株式指数CFDなど、幅広い銘柄を取引できます。

詳細はXMTradingの公式ウェブサイトでご確認ください。

XM ゼロ(ZERO)口座とスタンダード口座、マイクロ口座の違いは？

上記のように、各口座タイプで最低入金額、スプレッド、手数料、最大レバレッジが異なります。

ご自身の取引スタイルや資金に合わせて最適な口座タイプを選択しましょう。

XM ゼロ(ZERO)口座でスキャルピングはできますか？

はい、可能です。XM ゼロ(ZERO)口座は、狭いスプレッドと高速約定を特徴としているため、スキャルピングのような短期取引にも適しています。

ただし、約定拒否やスリッページが発生する可能性もあるため、注意が必要です。

XM ゼロ(ZERO)口座でEAは使えますか？

はい、使えます。XMTradingはEA(Expert Advisor)の使用を推奨しており、多くのトレーダーがEAを活用して自動売買を行っています。

XM ゼロ(ZERO)口座のロスカット水準は？

XM ゼロ(ZERO)口座のロスカット水準は証拠金維持率20%です。

証拠金維持率が20%を下回ると、ポジションが強制決済されます。

マージンコールは証拠金維持率50%で発生します。資金管理には十分注意しましょう。

XM ゼロ(ZERO)口座のサポート体制は？

XMTradingは日本語を含む多言語で24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。

メール、ライブチャット、電話で問い合わせが可能です。

XM ゼロ(ZERO)口座の出金方法は？

XM ゼロ(ZERO)口座の出金方法は、銀行送金、クレジットカード/デビットカード、電子決済サービスなど、複数の方法が用意されています。

出金手数料や処理時間については、XMTradingの公式ウェブサイトで確認してください。

XM ゼロ(ZERO)口座は安全ですか？

XMTradingは、セーシェル金融庁(FSA)のライセンスを取得し、世界中のトレーダーから信頼されています。

顧客資金は分別管理されており、万が一の際にも保護されます。また、二段階認証などセキュリティ対策も充実しています。

XMTradingのゼロ口座は適切な取引手法で使うべし

XMTradingのゼロ口座は、狭いスプレッドと取引手数料の組み合わせにより、低コストで取引できる魅力的な口座タイプです。

特に、スキャルピングやデイトレードのような短期売買を行うトレーダーにとって、取引コストの低さは大きなメリットとなります。

しかし、ゼロ口座は取引手数料が発生するため、取引回数が多いほどコストが増加します。

そのため、長期保有を目的とした取引や、取引回数が少ないトレーダーにとっては、スタンダード口座やマイクロ口座の方が適している場合があります。

ゼロ口座を選ぶ際には、自身の取引スタイルや頻度を考慮することが重要です。
例えば、1日に何度も取引を行うアクティブトレーダーであれば、ゼロ口座の狭いスプレッドは大きなメリットとなります。
一方、数週間に1回程度の取引しかしないトレーダーであれば、取引手数料が発生しないスタンダード口座の方がコストを抑えられる可能性があります。

また、取引数量によっても最適な口座タイプは異なります。
大きなロットで取引を行う場合は、スプレッドの狭さが重要になるため、ゼロ口座が有利です。
逆に、小さなロットで取引を行う場合は、取引手数料の影響が大きくなるため、スタンダード口座の方が適している場合があります。

最終的にどの口座タイプが最適かは、個々のトレーダーの取引スタイルや戦略によって異なります。自身の取引スタイルを理解し、それぞれの口座タイプのメリット・デメリットを比較検討した上で、最適な口座タイプを選択しましょう。

【まとめ】XMのゼロ口座は上級者向け

この記事では、XMTradingのゼロ口座について解説してきました。

ゼロ口座は取引手数料がかかりますが、実質コストは他のXMの口座に比べて安い口座です。

また、約定力が高いECN方式が採用されているのも多いなメリットです。

是非、今回の記事を参考にしていただき、XMのゼロ口座を理解して大きな利益を狙ってみてはいかがでしょうか。

是非、この記事を参考にして頂き、XMのゼロ口座に対する理解を深めて、ゼロ口座で大きな利益を狙っていただければと思います。

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