XMは日本で最も利用されている海外FX業者だけあって、多くの口座タイプを用意しています。
その中でも特に最近、注目されているのがKIWAMI極口座です。
KIWAMI極口座は2022年10月に導入された比較的新しい口座タイプになります。
今回はXMのKIWAMI極口座について詳しく説明をします。わかりやすく説明をしますので参考にしてください。
XMのKIWAMI極口座の基本スペック
まずは、XMのKIWAMI極口座の基本スペックについて見ていきましょう。
口座タイプ | KIWAMI極口座 |
口座の基本通貨 | 米ドル・ユーロ・日本円 |
1ロットの通貨単位 | 100,000通貨 |
レバレッジ | 1000倍(5~40,000ドル) 500倍(40,001~80,000ドル) 200倍(80,001~200,000ドル) 100倍(200,001ドル~) |
スプレッド | 0.6 pips~ |
取引手数料 | なし |
スワップ | 一部銘柄でスワップフリー |
最大保有ポジション | 200ポジション |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット |
口座開設ボーナス | あり |
入金ボーナス | 対象外 |
XMポイント | 対象外 |
最低入金額 | 5ドル相当額 |
取引ツール | MT4・MT5・モバイルアプリ |
ホームページ | 公式サイトを開く |
KIWAMI極口座の基本スペックについて確認したい時は常にこちらに戻ってくるようにしてください。
それではKIWAMI極口座のメリットやデメリットについて紹介をします。
XMのKIWAMI極口座の主なメリット
XMのKIWAMI口座には様々なメリットがありますが、主なメリットは6つです。
それぞれのメリットについてわかりやすく説明をしますので、参考にしてください。
メリット①:スプレッドが狭い
XMのKIWAMI極口座はXMの他の3つの口座に比べて、スプレッドが圧倒的に狭いです。
平均スプレッド | KIWAMI極 | スタンダード・マイクロ | ゼロ(手数料込み) |
USDJPY | 1 | 2.1 | 1.1 |
EURUSD | 0.9 | 1.9 | 1.2 |
GBPUSD | 1 | 2.4 | 1.4 |
EURJPY | 1.6 | 3.1 | 2.1 |
GBPJPY | 2.1 | 4 | 2.2 |
GOLD | 2.1 | 3.9 | 3.2 |
このように、スプレッドが狭いので、スキャルピングやデイトレードなど取引回数が多いトレードに向いている口座といえるでしょう。
また、主要海外FX業者との比較は以下を参考にしてください。
海外FX | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | EURJPY | GBPJPY | GOLD |
XM | 1 | 0.9 | 1 | 1.6 | 2.1 | 2.1 |
Exness | 0.7 | 0.7 | 0.8 | 1.1 | 1.2 | 7.6 |
FXGT | 0.7 | 0.9 | 1 | 1.5 | 2.2 | 4.8 |
Axiory | 1.1 | 0.8 | 1 | 1.4 | 1.6 | 2.8 |
ThreeTrader | 0.5 | 0.5 | 0.7 | 0.9 | 1.3 | 1.2 |
TitanFX | 1 | 0.9 | 1.8 | 1.5 | 2.1 | 2.5 |
BigBoss | 1.1 | 1.4 | 2.2 | 1.5 | 1.9 | 3.2 |
HFM | 1.9 | 1.6 | 1.8 | 1.9 | 2.6 | 2.6 |
Tradeview | 0.9 | 0.6 | 1.1 | 1 | 1.5 | 1.8 |
IS6FX | 1.3 | 1.3 | 1.4 | 1.5 | 1.9 | 3.4 |
TradersTrust | 1.1 | 0.7 | 1 | 1.3 | 1.9 | 1.9 |
メリット②:スワップフリーで取引できる
XMのKIWAMI極口座では、一部の通貨ペアや銘柄をスワップフリーで取引ができます。スワップフリーとはスワップポイントが発生しない取引です。
一般的にマイナススワップポイントは大きいとされているため、スワップフリーで取引できるのは特に「売り」から入るトレーダーにとって大きなメリットになるはずです。
スワップフリーで取引ができる主な通貨ペア・銘柄は以下を参考にしてください。
AUDCAD(豪ドル/カナダドル) | GBPAUD(英国ポンド/豪ドル) |
AUDCHF(豪ドル/スイスフラン) | GBPCAD(英国ポンド/カナダドル) |
AUDJPY(豪ドル/日本円) | GBPCHF(英国ポンド/スイスフラン) |
AUDNZD(豪ドル/NZドル) | GBPJPY(英国ポンド/日本円) |
AUDUSD(豪ドル/米ドル) | GBPNZD(英国ポンド/NZドル) |
CADCHF(カナダドル/スイスフラン) | GBPUSD(英国ポンド/米ドル) |
CADJPY(カナダドル/日本円) | NZDCAD(NZドル/カナダドル) |
CHFJPY(スイスフラン/日本円) | NZDCHF(NZドル/スイスフラン) |
EURAUD(ユーロ/豪ドル) | NZDJPY(NZドル/日本円) |
EURCHF(ユーロ/スイスフラン) | NZDUSD(NZドル/米ドル) |
EURGBP(ユーロ/英国ポンド) | USDCAD(米ドル/カナダドル) |
EURJPY(ユーロ/日本円) | USDCHF(米ドル/スイスフラン) |
EURNZD(ユーロ/NZドル) | USDJPY(米ドル/日本円) |
EURUSD(ユーロ/米ドル) | GOLD(金) |
仮想通貨CFD | SILVER(銀) |
メリット③:1000倍のレバレッジの利用ができる
XMのKIWAMI極口座では最大1000倍のレバレッジの利用ができます。
1000倍もの高いレバレッジで、取引ができるのはKIWAMI極口座の大きなメリットになるでしょう。
メリット④:口座開設ボーナス・友達紹介ボーナスの対象
XMのKIWAMI極口座は口座開設ボーナスと友達紹介ボーナスの対象です。
口座を開設しただけで13000円もボーナスがもらえる「口座開設ボーナス」や友達を紹介すればするほど大きなボーナスがもらえる「友達紹介ボーナス」の対象であるのは大きなメリットになるでしょう。
メリット⑤:NDD方式
XMのKIWAMI極口座はNDD方式を採用しています。NDD方式とはマーケットから直接為替レートをとってきて、そのままトレーダーに提示をする方式です。
FX会社が取り込むことがないため、公平な為替レート提示方式といわれています。
NDD方式が採用されているのも大きなメリットになるでしょう。
メリット⑥:ゼロカット完備
XMのKIWAMI極口座はゼロカットを完備しています。
追証が発生しないゼロカットシステムがしっかりと発動されるのも大きなメリットになるでしょう。
XMのKIWAMI極口座の主なデメリット
XMのKIWAMI極口座の主なデメリットについて紹介をします。
それぞれのデメリットについてわかりやすく紹介をしますので、参考にしてください。
デメリット①:入金ボーナスの対象外
XMのKIWAMI極口座は、入金ボーナスの対象外です。
取引コストが安い代わりに入金ボーナスが対象外となっていますので、KIWAMI極口座では全額自己資金でトレードする必要があります。
もし入金ボーナスを使って取引したい方は、XMのスタンダード口座もしくはマイクロ口座を利用するとよいでしょう。
従って、豪華な入金ボーナスの対象外であるのはデメリットになってしまうでしょう。
デメリット②:ロイヤルティプログラムの対象外
XMのKIWAMI極口座は、ロイヤルティプログラムの対象外です。
XMには、取引するごとにポイントが貯まるXMロイヤリティプログラムという会員制度があります。
スタンダード口座やマイクロ口座で取引すると現金やボーナスと交換できる「XMポイント(XMP)」が貯まる仕組みです。
一方で、KIWAMI極口座はロイヤリティプログラムの対象外となっているので、どれだけKIWAMI極口座で取引してもXMポイントは貯まらないので注意が必要です。
デメリット③:プラススワップもフリーなってしまう
XMのKIWAMI極口座は通貨ペアによってはスワップフリーが適用されます。
メリットが大きいように見えますが、スワップポイントがプラスでもフリーになってしまうので、大きなプラススワップポイントがもらえる通貨ペアの場合はデメリットになってしまうでしょう。
デメリット④:MT5のデモ口座は作成できない
XMのKIWAMI極口座はMT5のデモ口座の作成ができません。
リアル口座ではもちろん利用できますが、デモ口座でMT5の利用ができないのは大きなデメリットになってしまうでしょう。
デメリット⑤:コモディティ・株式指数・エネルギー銘柄が取引できない
XMのKIWAMI極口座のデメリットは「コモディティ・株式指数・エネルギー銘柄が取引できない」点が挙げられます。
XMのKIWAMI極口座で取引できるのは、為替(FX)・仮想通貨CFD・貴金属(ゴールド/シルバー)のみで、コモディティや株式指数・エネルギー銘柄は取引することができません。
ただし、ゼロ口座で仮想通貨を取引できずKIWAMI極口座では可能であることを考えると、ゼロ口座よりも銘柄数は多くなっているのは有利な点です。
各口座別の取引可能銘柄は以下を参考にしてください。
XMのKIWAMI極口座におすすめの取引手法
XMのKIWAMI極口座を使ったおすすめの取引手法を紹介します。
1つずつ解説していきます。
KIWAMI極口座を使ったスキャルピング
XMのKIWAMI極口座でスキャルピング取引をする場合は、狭いスプレッドが非常に有利に働きます。
スプレッドが狭いほど利益になりやすくなるため、スキャルピングの高速取引で利益を積み上げやすくなります。
KIWAMI極口座を使ったデイトレード
XMのKIWAMI極口座でデイトレードをする場合は、スキャルピング同様に狭いスプレッドで利益になりやすくなります。
また、日を跨ぐ場合にマイナススワップも発生しないため、日跨ぎのデイトレードにも活用できます。
KIWAMI極口座を使ったスイングトレード
XMのKIWAMI極口座でスイングトレードをする場合は、一番のメリットはマイナススワップが発生しないため、長期保有で利益を伸ばすことも可能です。
逆にプラススワップも発生しませんが、買い方向・売り方向に制限がなくなる分メリットの方が大きいと思います。
KIWAMI極口座を使った自動売買(EA)
XMのKIWAMI極口座でEAを使った自動売買をする場合は、どのようなロジックのEAであっても狭いスプレッドが有利に働きます。
また、ナンピンマーチンのEAであっても日を跨ぐマイナススワップが発生しないので、EAのロジックの選択肢も増えます。
XMのKIWAMI極口座の作成方法
XMのKIWAMI極口座の作成方法を解説します。新規口座開設と追加口座開設に分けて解説しますので、参考にしてください。
XMで新規口座開設の場合
XMで新規口座開設をする場合の流れは以下になります。
具体的な手順は、以下の記事で徹底解説していますので参考にしてください。
XMで追加口座開設の場合
XMで追加口座開設の場合は、以下の手順になります。
追加口座作成が完了したら、登録しているメールアドレスに口座情報が届きますので確認しましょう。
XMのKIWAMI極口座に関するよくある質問
XMのKIWAMI口座によくある質問をまとめましたので、参考にしてください。
- QXMのKIWAMI極口座とは何ですか?
- A
XMのKIWAMI極口座とは、2022年10月にリリースされた「低スプレッド」「取引手数料無料」「スワップフリー」が特徴の新しい口座タイプです。
- QXMのKIWAMI極口座とスタンダード口座の違いは何ですか?
- A
KIWAMI極口座とスタンダード口座の大きな違いは、スプレッドの狭さとスワップフリーです。スタンダード口座と比較して非常に取引が有利になります。
- QXMのKIWAMI極口座は入金ボーナスキャンペーンの対象ですか?
- A
XMのKIWAMI極口座は、口座開設ボーナスのみ対象で入金ボーナスやロイヤルティプログラムは対象外となっています。
- QXMのKIWAMI極口座の最低入金額はいくらですか?
- A
XMのKIWAMI極口座の最低入金額は5ドル相当額になります。
- QXMのKIWAMI極口座のスプレッドや取引手数料はゼロ口座と比べて有利ですか?
- A
通貨ペアにもよりますが、相対的に見てKIWAMI極口座の方がスプレッドや取引手数料は有利な場合が多いです。
- QXMのKIWAMI極口座はMT4とMT5のどちらも利用できますか?
- A
KIWAMI極口座はどちらでも利用可能です。
- QXMのKIWAMI極のデモ口座を開設することはできますか?
- A
XMのKIWAMI極口座は、MT4のみデモ口座が開設可能で、MT5では開設できないので注意してください。
- QXMのKIWAMI極口座の最大レバレッジは何倍ですか?
- A
XMのKIWAMI極口座の最大レバレッジは1,000倍です。ただし、証拠金額や通貨ペアによっては最大レバレッジに制限がかかる場合があります。
- QXMのKIWAMI極口座のスワップフリーの仕様はどうなっていますか?
- A
KIWAMI極口座のスワップフリーは、プラスもマイナスもフリーになっています。
- QXMのKIWAMI極口座は取引手数料がかかりますか?
- A
XMのKIWAMI極口座は取引手数料が無料で、取引時にかかるコストはスプレッドのみです。
- QXMのKIWAMI極口座で両建ては可能ですか?
- A
KIWAMI極口座では同一口座内での両建ては可能です。ただし、複数口座内や他のFX会社との両建てはできませんので、注意してください。規約違反になりますので、口座が凍結されます。
まとめ:XMのKIWAMI極口座はスプレッドが狭くスキャルピングに最適
今回は、XMのKIWAMI口座について説明をしました。KIWAMI口座はスプレッドが狭く、スキャルピングに非常に適している口座です。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、KIWAMI口座でスキャルピングを行い、大きな利益を狙っていただければ幸いです。
XMの口座タイプに関する記事は以下をご覧ください。
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