XMTradingでは、スマホ・PCともにMT5に対応しており、好きなデバイスでMT5を利用して取引出来ます。1つMT5をダウンロードすれば、全てのMT5口座でログイン出来るので、一度ダウンロードしてしまえば再度ダウンロードする必要はありません。
ここでは、MT5のダウンロードやインストールの方法、ログイン方法、注文や決済方法、チャートの表示、設定方法まで、丁寧に解説していきましょう。
XMのMT5とは
MT5とは、MetaQuotes社が2010年にMT4(メタトレーダー4)の後継としてリリースした、FX・為替商品・先物の取引プラットフォームです。
MT5には、高度な取引機能だけでなく、テクニカル分析やファンダメンタル分析の機能も搭載されています。また、EA(自動売買システム)やインジケーターの開発、デバックに利用出来るメタエディター5が搭載されている点も特徴です。
XMのMT5とMT4の違い
MT4 | MT5 | |
国内対応業者数 | 9社 | 4社 |
カスタムインジケーター | 多い | 少ない |
自動売買 | 多い | 少ない |
時間足の数 (種類) | 9 主要な時間足は搭載されている | 21 MT4の時間足よりも種類が多いため、詳細な分析が出来る |
動作スピード | 遅い 32bitのため、パソコンのCPUやメモリのスペックを十分に活かすことが出来ないため、動作が遅い | 早い 64bitのため、パソコンのCPUやメモリのスペックを十分に活かすことが出来るため、動作が早い |
プログラム言語 | MQL4 | MQL5 |
MT5はMT4(メタトレーダー4)の後継としてリリースされましたが、国内対応業者はMT4の方が未だに多いのが現状です。MT5を利用出来る業者の数は限られています。
また、利用出来るカスタムインジケーター、EA(自動売買システム)の数が少ないことが、MT5のユーザーが増加しない原因の一つとして挙げられます。
しかし、表示できる時間足の種類は、MT4の9種類に対して21種類と増加しています。さらに、32bitに対して、MT5は64bit対応となっているため、動作スピードがMT4よりも早いという特徴があります。
XMのMT5のダウンロード・インストール方法【PC】
XMのMT5のダウンロードとインストール方法は、XM公式サイトからPCにダウンロードする方法と、スマホでダウンロードする方法で違います。
どちらも難しい手順はなく、簡単にダウンロード出来ます。
では、PCにダウンロードする手順は以下の通りです。
- XM公式サイトへアクセス
- XMのMT5紹介ページからダウンロード
- ダウンロードしたファイルを開く
- 「次へ」を選択してインストール開始
- MT5のインストール完了
手順1:XM公式サイトへアクセス
XM公式サイトへアクセス ここからアクセスしてください。
手順2:XMのMT5紹介ページからダウンロード
MT5の紹介ページ下部にある「ダウンロード」をクリックします。
手順3:ダウンロードしたファイルを開く
ダウンロードが終わるとデスクトップ上にMT5のインストーラーが表示されるので、ダブルクリックして開きます。
手順4:「次へ」を選択してインストール開始
MT5セットアップ画面より「次へ」を選択すると、インストールに同意したとみなされ、インストールが開始します。
手順5:MT5のインストール完了
インストール完了で下の画面になります。
(同時にデスクトップ上でMT5も立ち上がります)
XMのMT5のダウンロード・インストール方法【スマホ】
- XM公式サイトへアクセス
- アプリストアに進む
- 「入手」をタップ
- インストール完了
iPhone/iPadユーザーの場合はAPPストア、androidユーザーの場合はGoogleplayストアで「MT5」と検索して見つけることも出来ます。
手順1:XM公式サイトへアクセス
XM公式サイトへアクセス ここからアクセスしてください。
手順2:アプリストアに進む
XMのMT5紹介ページよりアプリストアのリンクをタップします。
手順3:「入手」をタップ
「入手」をタップするとダウンロードが開始されます。
手順4:インストール完了
スマホにダウンロード&インストールが完了すると、スマホ画面上に下記のようなMT5アイコンが現れます。
これでダウンロード完了です。
XMのMT5へのログイン方法
MT5のインストールが完了したら、次にXMのMT5口座情報を用いてログインする必要があります。
ログインは特に難しいことはなく、情報に間違いがなければ、すぐにログイン出来ます。
手順1:アプリの設定ボタンをタップして、新規口座を続けてタップ
手順2:最初にサーバーの選択をします。リストにXMが出てなければ検索窓で「XMTrading」と入力し検索してください。
手順3:XMの場合、デフォルトで「XMTrading-MT5」のサーバーになっています。別のサーバーを選択する場合は、サーバー名をタップしてください。
手順4:次に、XMのサーバー選択画面に移るので、リストの中から利用するサーバーにチェックを入れてください。
手順5:戻るボタンを押すと、選択されたサーバーに変更されています。
手順6:次に、他のログイン情報も入力していきます。最後に、パスワードの保存も忘れずにチェックしましょう。
手順7:サインイン後に、設定画面を見て、サーバー情報が書かれていたら、ログイン完了です。
XMのMT5の使い方【基本操作】
XMのMT5の使い方について
- 銘柄の表示
- チャートの画面の設定
- インジケーター・オブジェクトの設定
銘柄の表示
画面下部の「気配値」をタップすると銘柄を見ることが出来ます。
My watchlisutの作成
画面上部の「+」アイコンをタップすると自分専用銘柄のフォルダを作成出来ます。
チャートの画面の設定
チャートの設定画面では、様々な設定をすることが出来ます。
バーチャート | チャート足をバーチャートに変更 |
ローソク足 | チャート足をローソク足に変更 |
ラインチャート | チャート足をラインチャートに変更 |
ボリューム | 取引量の表示 |
ティックボリューム | ティック数量の表示設定 |
買い気配値ライン | 買い気配値ラインの表示設定 |
期間区切りライン | 日、週、月、年毎の区切り線の表示設定 |
トレードレベル | ポジションや未決済注文の表示設定 |
取引履歴 | 適切なエントリーとエクジットの表示設定 |
チャートデータをプリロード | ポジションまたは未決済注文がある銘柄のチャートを常に バックグラウンドモードで更新出来るようになる (Wi-Fi接続時のみ) |
4本値 | 始値、高値、安値、終値の表示設定 |
データウィンドウ | データウィンドウ(クロスヘアーモードで詳細情報を表示)の 表示設定 |
カラー | カラーの設定変更画面へ移動 |
インジケーター・オブジェクトの設定
インジケーターの設定方法
インジケーターを追加する方法を解説していきましょう。
「Moving Average(移動平均線)」のカラーを変えて追加した場合を例に手順を説明します。
手順1:チャート上部の「f(インジケーター設定ボタン)」をタップ
チャート部分をタップし、「インディケータ」をタップすることで、インジケーターの設定画面へ行く方法もあります。
手順2:「メインウィンドウ」をタップしてください。
手順3:追加したいインジケーターをタップしてください。
手順4:変更したい項目をタップしてください。
特に変更が必要なければ、初期設定のままでも追加することが出来ます。
手順5:変更が完了し、設定が終わったら「完了」をタップしてください。
手順6:インジケーターが追加されているか確認しましょう。
以上でインジケーターの追加は完了です。
インジケーターの削除方法
前述「インジケーターの設定方法」で追加した「Moving Average(移動平均線)」を削除する場合を例に解説していきましょう。
手順1:チャート画面上部「f(インジケーター設定ボタン)」をタップしてください。
手順2:削除したいインジケーターを左にスワイプしてください。
画面右上「編集」を押すことで、削除することも出来ます。
手順3:「削除」をタップしてください。
手順4:「<」をタップし、チャートに戻り、インジケーターが削除されたかを確認しましょう。
以上でインジケーターの削除は完了です。
オブジェクトの設定方法
MT5アプリで利用出来るオブジェクトは24種類です。
ライン、チャンネル、ギャン、フィボナッチ係数、エリオット波動、図形といったツールが利用出来ます。
ライン(線) |
・垂直線(縦線) |
・水平線(横線) |
・トレンドライン |
・アングルトレンド |
・サイクルライン |
・矢印線 |
チャンネル |
・等距離チャンネル |
・標準偏差チャンネル |
・回帰チャンネル |
・アンドリューピッチフォーク |
ギャン |
・ギャンライン |
・ギャンファン |
・ギャングリッド |
フィボナッチ係数 |
・フィボナッチトレースメント |
・フィボナッチタイムゾーン |
・フィボナッチファン |
・フィボナッチアーク |
・フィボナッチチャンネル |
・フィボナッチエクスパンション |
エリオット波動(エリオット波動理論、波の構築 |
・エリオット推進波 |
・エリオット修正波 |
図形 |
・長方形 |
・三角形 |
・楕円形 |
オブジェクトの設定方法
ここでは、オブジェクトを追加する方法を解説していきましょう。
「垂直線(縦線)」を追加する場合を例に手順を説明します。
手順1:チャート画面上部の「オブジェクトの設定ボタン」をタップしてください。
手順2:「オブジェクト追加」をタップしてください。
「オブジェクトを追加」の下にあるアイコンは、初期設定では、「ライン」オブジェクトのアイコンが並んでいて、アイコンをタップすることでオブジェクトを追加することも可能です。
アイコンは直近使用した6つのオブジェクトが表示される仕様になっています。
手順3:追加したいオブジェクトをタップしてください。
手順4:追加したいオブジェクトのアイコンが表示されたことを確認しましょう。
手順5:オブジェクトを設定したい位置をタップしてください。
長押しすることで、位置の微調整をすることが出来ます。
手順6:追加したオブジェクトの詳細設定をしたい場合、再度「オブジェクト設定ボタン」をタップしてください。
手順7:詳細設定したいオブジェクトをタップしてください。
手順8:詳細設定が済んだら、「完了」をタップしてください。
以上でオブジェクトの設定は完了です。
インジケーターと同様に、オブジェクトにもたくさんの種類があるので、色々と試して自分に合ったものを見つけましょう。
オブジェクトの削除方法
オブジェクトを削除する場合、個別に削除する方法と一括で削除する方法があります。
それぞれの手順を見てみましょう。
オブジェクトを個別に削除する方法
「オブジェクトの設定方法」で追加した「垂直線(縦線)」を削除する場合を例に手順を解説していきましょう。
手順1:削除したいオブジェクトを長押ししてください。
手順2:「削除」をタップしてください。
以上でオブジェクトの個別削除は完了です。
ポイント! 設定画面で、削除したいオブジェクト名を左にスワイプして個別に削除することも可能です。
全てのオブジェクトを一括で削除する方法
「垂直線(縦線)」と「水平線(横線)」を一括で削除する場合を例に手順を解説していきましょう。
手順1:チャート画面上部の「図形マーク(オブジェクト設定ボタン)」をタップしてください。
手順2:画面右上の「ゴミ箱マーク」をタップしてください。
手順3:「全て削除」をタップしてください。
以上でオブジェクトの一括削除は完了です。
XMのMT5での注文・決済方法
XMのMT5では、成行注文や指値注文、逆指値注文など様々な注文方法で注文や決済が可能です。
ここでは、MT5で出来る注文タイプや具体的な注文方法について解説していきましょう。
- 成行注文
- 成行決済
- 指値注文
成行注文方法
成行エントリー注文の方法を説明します。
PCとスマホは方法が違います。それぞれを説明します。
スマホでの成行注文方法
「気配値から注文画面を呼び出す方法」
手順1:スマホ版MT5の左下に気配値ボタンがあるので、最初にタップしてください。
すると、気配値画面になるので、そこに取引したい通貨ペアが表示されていれば、通貨ペア上を長押ししてください。
取引したい通貨ペアが表示されていなければ、右上の追加ボタンから通貨ペアを追加してください。
手順2:長押しすると、メニューが表示されるので、一番上のトレードを選択してください。
手順3:すると、注文画面が表示されます。
「注文画面詳細」
① 銘柄:通貨ペア・銘柄の確認
② 注文タイプ:カウントダウン注文と指値注文から選択。成行の場合はカウントダウン注文
③ 数量:注文ロット数を入力
④ エントリーボタン:売りか買いかどちらかを選択
成行の場合、取引したい銘柄を決めた後は、ユーザーが決めるのは注文する「数量」とエントリーするタイミングのみです。
手順4:エントリーする場合は「成行売り(sell)」「成行買い(buy)」ボタンのどちらかを押しましょう。押すと同時にエントリーします。
「トレード画面から注文する方法」
手順1:トレード画面から注文するには、トレード画面の右上の+ボタンを押しましょう。
手順2:次は注文画面に移ります。この時、表示されている通貨ペアは、直前に見ていたチャートの通貨ペアです。
表示されている通貨ペアで問題なければ、このまま注文が出来ます。
通貨ペアを変えたい場合は、通貨ペア部分をタップして変更しましょう。
手順3:次は通貨ペア選択画面に移ります。
このリストの中から、取引したい通貨ペアの右横にチェックを入れます。
手順4:注文画面に戻ると、取引したい通貨ペアに変更されています。
表示リストに取引したい通貨ペアが表示されない場合は、通貨ペア追加をすると表示されるようになります。
PCでの成行注文方法
「注文画面を呼び出して注文する方法」 ※①と③が該当
手順1:MT5の左上の「新規注文」ボタンを押す、もしくはチャート上で右クリック、メニュー>プライスボード>新規注文をクリックすると、注文画面が呼び出されます。
注文画面詳細 | |
①銘柄 | 通貨ペア・銘柄の確認 |
②注文タイプ | カウントダウン注文と指値注文から選択 成行注文の場合はカウントダウン注文 |
③数量 | 注文ロット数を入力 |
④エントリーボタン | 売りか買いかどちらかを選択 |
⑤ティックチャート | 現在の値動きを確認 |
成行注文の場合、取引したい銘柄を決めた後は、ユーザーが決めるのは注文する「数量」とエントリーするタイミングのみです。
手順2:エントリーする場合は、「成行売り(sell)」「成行買い(buy)」ボタンのどちらを押しましょう。
押すと同時にエントリーします。
「ワンクリックで注文する方法」※②が該当
手順1:チャート上にワンクリックパネルを表示するには、「Alt」+「t」を押します。
もしくは、チャート左上に小さくボタンがあるので、クリックしましょう。
(ワンクリックパネルは、注文数量と成行売りと成行買いボタンのみで構成されています。)
手順2:注文数量は数字横の「▼▲」で調節することが出来ます。
決定後、売りか買いかのボタンをクリックするだけで成行エントリーすることが出来ます。
スマホでの成行決済方法
「トレード画面で成行決済する方法」
手順1:スマホ版MT5では、トレード画面でポジションの決済が出来ます。
トレードボタンを押すと、現在保有中のポジションが表示されます。
手順2:次に、表示されたポジションの中から、決済したポジションをタップしてください。
手順3:次は決済画面へと移行します。
そのまま決済したい場合は、オレンジの部分をタップすれば、即決済されます。
注文数量の数字は、デフォルトでは全ポジション量が表示されますが、変更可能で分割決済も出来ます。
エントリーした時と同様に、±0.1,±0.01の数字を押しながら決済する量を調節出来ます。
PCでの成行決済方法
注文画面を呼び出して決済する方法(※①が該当)
MT5下部のターミナル画面に、エントリー中のポジションの詳細が表示されています。
ポジション詳細をダブルクリックすると、注文画面が呼び出されます。
成行決済の場合は、一番下の決済ボタンを押せば、即決済されます。
注文数量の数字は、デフォルトでは全ポジション量が表示されますが、変更可能で分割決済も出来ます。
「ワンクリックで決済する方法」(※②が該当)
MT5下部のターミナル画面一番右端いはポジション損益が表示されています。
数字の右横の「×」を押すと、ワンクリックで決済出来ます。
面倒な入力等はないので、素早く決済したい場合は非常に便利です。
スマホでの指値注文方法
「注文画面を呼び出して指値注文する」
手順1:成行注文の時と同様に、「気配値」もしくは「トレード」画面から、注文画面を呼び出します。
まず、上部の注文タイプ選択部分をタップしてください。
手順2:注文タイプが6種類(Buy Limit・Sell Limit・Buy Stop・Sell Stop・Buy Stop Limit・Sell Stop Limit)表示されるので、その中から、執行する注文タイプを選択してください。
手順3:注文タイプを選択したら、希望価格を入力していきます。
左右の+、-ボタンでも数値入力は出来ますが、テンキー入力も出来ます。
手順4:希望価格を入力後、発注ボタンを押します。
損切り価格や利確価格がエントリー価格から近すぎると、発注ボタンは灰色になり発注出来ません。
損切り価格や利確価格が適切であれば、発注ボタンは赤くなります。
下部にある
- 「価格」はエントリー価格
- 「ストップロス」は損切り価格
- 「テイクプロフィット」は利確価格
「指値注文の6つの注文タイプとは?」
MT4までは選べる注文タイプは4タイプだったのですが、MT5ではさらにBuy Stop Limit注文とSell Stop Limit注文の2種類の注文タイプが追加されました。
指値注文の6種類のタイプ
表示名 | 日本語 | どんな時に使う? |
Buy Limit | 買い指値注文 | 現在レートより安い値段で 買いたい時 |
Sell Limit | 売り指値注文 | 現在レートより高い値段で 売りたい時 |
Buy Stop | 逆買い指値注文 | 現在レートより高い値段で 買いたい時 |
Sell Stop | 逆売り指値注文 | 現在レートより安い値段で 売りたい時 |
Buy Stop Limit | 押し目買いの自動注文 | 上ブレイク後の押し目で 買いたい時 |
Sell Stop Limit | 戻り売りの自動注文 | 下ブレイク後の戻りで 売りたい時 |
追加された注文タイプは、耳なじみがないと思いますので、例を用いて説明していきます。
MT5に追加された新しい注文タイプとは?
Buy Stop Limitの使い方
1・何度も上昇を跳ね返している抵抗帯があると仮定して、ブレイクした後の押し目ポイントを想定します。
2・抵抗帯ラインをブレイクしたと同時に、想定する押し目ポイントに自動的に注文がエントリーされます。
この注文の最も特徴敵なポイントは、ある値段に到達したら、自動的に指値注文が入る仕組みです。(それまでは、注文は入らない)
トレンドが変わるようなブレイクの場合だと押し目を作らない場合も多いので、使う状況は限られますが、レンジ相場では有効な注文方法だと思います。
※Sell Stop Limitは、同じ状況で「売り」を入れたい際に有効活用出来ます。
PCでの指値注文方法
「注文画面を呼び出して指値注文する」(※①、②に該当)
MT5の左上の「新規注文」を押す、もしくはチャート上で右クリック、メニュー>プライスボード>新規注文をクリックすると、注文画面が呼び出されます。
注文画面詳細(指値注文.ver) | |
1:①タイプ | カウントダウン注文と指値注文から選択 指値の場合は指値注文を選択 |
2:②タイプ | 注文タイプを「Buy Limit」「Sell Limit」 「Buy Stop」「Sell Stop」「Buy Stop Limit」 「Sell Stop Limit」から選択 |
3:③価格 | エントリーしたい価格を入力 |
4:④Stop Loss | 損切り価格を設定 |
5:⑤Take Profit | 利益確定価格を設定 |
6:⑥期限 | 指値注文が有効な期限を設定 |
7:⑦予約ボタン | 指値注文を発注 |
指値注文をする手順
注文画面を呼び出した後、まず①で指値注文を選びます。そして、②で注文タイプを選びます。(ex.買い指値注文なら、Buy Limitです)③でエントリー価格を決めたら、④~⑥は入力をしなくても⑦で発注が出来ます。
スマホでの保有中のポジションの損切り・利確ラインの設定の方法
ポジションを持った後に、損切りや利確ラインを入れたい場合は、注文の変更を行うことで損切り利確ラインを入れることが出来ます。
手順1:MT5スマホ版のトレード画面を見ると、現在保有しているポジションが表示されます。
まず、損切り・利確ラインを設定したいポジションを長押ししてください。
手順2:ポップアップメニューが表示されるので、メニュー内から「ポジション変更」を選択してください。
手順3:ストップロス(損切り価格)、テイクプロフィット(利確価格)を直接テンキーで入力し、問題がなければ、注文変更ボタンが赤く変わるので、注文変更ボタンをそのまま押してください。
もしも、設定した価格が現在価格と近すぎれば、注文変更ボタンは灰色のままで注文を出すことは出来ません。
PCでの保有中のポジションの損切り・利確ラインの設定の方法
手順1:MT5下部のターミナル画面のポジションの詳細上で右クリックをしてください。そして、メニューから「注文変更または取消」を選択してください。
手順2:次に、注文変更画面が表示されます。損切りor利確の価格を入力してください。(ポイントでも可です)
手順3:入力し終わったら、変更ボタンをクリックしましょう。
MT5のチャート上でも変更可能(小ワザ)
MT5のチャート上のエントリーラインを上下にドラッグ&ドロップすることでも損切り・利確ラインを設定することが出来ます。
- ①緑のエントリーラインをマウスでつかみます。
- ②そのままエントリーラインを上下どちらかにドラッグ&ドロップすることで、損切り・利確ラインの設定が簡単に出来ます。
XMのMT5にログインできない原因と対処法
XMのMT5口座にログイン出来ない原因について
- MT5ではなく、MT4の口座を開設している
- ログインIDを間違えている
- パスワードを間違えている
- サーバーを間違えている
- 口座が凍結されている
- XMまたはアプリで障害が発生している
対処法
まずは、「開設した口座」や「ログインID]、「サーバー」をXMから届いたメールやサポートチャットで確認しましょう。
もし、「パスワード」が分からなくなってしまった場合は、XM会員ページのログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると、「MT5のID」と「メールアドレス」を入力することで「仮パスワード」が発行されます。
また、口座が凍結されてしまった場合は、新規口座を開設する必要があります。
万が一、XMまたはアプリの障害が疑われる場合は、XMの公式サイトやサポートチャットで確認してみましょう。
XMのMT5に関する注意点
XMのMT5を利用する場合は、以下の注意点をしっかりと確認しておきましょう。
- 外部インジケーターがあまり多くない
- XMが提供しているシステムだけでは十分なテクニカル分析は難しい
- MT4に比べて自動売買システムの作り方が難しい
- MT5でも状況によりスリッページが発生する
上記のような注意点を、よく確認してから利用しなければなりません。特に、外部インジケーターは圧倒的に不足しており、MT4から移行されない原因の一つとなっています。今後開発が進めば解消されますが、10年以上経過してもなかな変わっていかない現状もあります。
次は、MT5を利用する際の注意点を詳しく解説していきましょう。
外部インジケーターがあまり多くない
外部インジケーターはまだ不足している状態が続いており、本来なら外部インジケーターを利用して取引を加速させたいところですが、選択肢が狭い状態が続いています。このような問題をどれだけ解消出来るか、今後の課題として挙げられています。
XMで提供されているインジケーターはそれなりに多くなっていますが、開発されているインジケーターが少ないこともあり、まだ取引を十分にするには不足している状態です。これから外部でどれだけ開発されるかが注目されるところでしょう。
XMが提供しているシステムだけでは十分なテクニカル分析は難しい
XMが提供しているインジケーターやテクニカル分析用のツールだけでは、十分な分析は難しくなっています。より多くのユーザーが分かりやすく、そして簡単に触れられるようなツールの開発が進められなければ、なかなか取引を円滑にしていくのは難しいでしょう。
特にXMはMT5のシステム開発にはあまり乗り気ではなく、このままの状態で提供していく可能性が高くなります。今後も必要であれば外部のインジケーターなどに頼ることになるでしょう。
MT4に比べて自動売買システムの作り方が難しい
インジケーターの開発状況が不足していることにより、自動売買システムが作りづらくなっているのも問題となります。MT4に比べると自動売買の部分では劣っているため、自動売買を優先したいと考えているならばMT4を利用した方がいい場面もあります。
ただ、MT5は通常の成行注文では非常にいい結果を出してくれるのは間違いありません。成行注文を優先する場合はMT5を利用してください。
MT5でも状況によりスリッページが発生する
約定力が高いとされているMT5ですが、MT4と同じように取引状況によって滑りが発生します。スリッページは避けることの出来ない問題でもありますので、発生した場合には、注文が集中している可能性も含めて様子を見るなどの対応が必要です。
XMのMT5に関するよくある質問
XMのMT5全般について、よくある質問をまとめてみました。
参考にしてください。
Q | XMのMT5口座にログイン出来ませんが、なぜですか? |
A | ログイン情報の間違い、口座が認証されていない、口座が凍結されている、などが主な原因として考えられます。 |
Q | XMのMT5で取引が出来ませんが、なぜですか? |
A | ログイン出来ていない、無効な注文をしている、注文しようとしている銘柄が取引時間外、などが原因として考えられます。 |
Q | XMでは複数のMT5を同時に立ち上げることは出来ますか? |
A | XMのMT5はPCに複数ダウンロードして、同時に立ち上げることが可能です。 |
Q | 複数のMT5をダウンロードするにはどうすればいいですか? |
A | インストールする際に「プログラムグループ」という箇所で1つ1つファイル名を指定することで複数ダウンロード出来ます。 |
Q | XMのMT5で分割決済は出来ますか? |
A | 注文決済画面で注文数量を変更することで、分割決済が可能です。 |
Q | XMのMT5でワンクリック注文は出来ますか? |
A | 発注・決済、共にワンクリックでの注文が可能です。なお、初めてワンクリック注文をする際は利用規約への同意が必要です。 |
【まとめ】XMのMT5は高機能で使いやすい!
XMも利用出来るようにしているMT5は、MT4を発展させて進化させたシステムです。MT4は海外業者を中心に利用している人が多く、多方面で発展したこともあり最高クラスの取引システムです。これをさらに発展させることを狙ったものがMT5です。
MT5には以下のような優れているポイントがあります。
- CFD取引が可能
- MT4より軽くてスピード感のあるシステム
- 約定力の改善により注文が成立しやすい
- 時間足が豊富に用意されている
- チャートなどのカスタムが可能
こうしたポイントが優れており、MT5を利用した方が良い場面が多数あります。特にCFD系n取引に対応したことにより、多方面で利用出来るシステムとして期待されています。また、スピードも速くなったことで約定力などの改善が図られています。
カスタム面でも優れており、時間足やチャートの分割といった見やすい部分が改善されたこともあり、MT4より視覚的に優れているシステムです。
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