XMTradingでは、１度にエントリー出来るロットとポジション数に上限があります。
また、ロット数によって１pipsあたりの損益が大きく異なるので、しっかりと計算式を把握しておく必要があります。
ここでは、XMTradingの最大ロットやポジション数について解説していきます。
XMの最大ロット数（ロット制限）と最大ポジション数の比較
| 口座タイプ | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロ口座 | KIWAMI極口座 |
| 通貨単位 （1ロット） | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
| 最大ロット数 | 100ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット |
| 最大ポジション数 | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
XMTradingには、マイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座という、４つの口座タイプがあります。
口座タイプごとの最大ロット数と最大ポジション数をまとめたのが、上記の表です。
それぞれの単語の意味について、簡単に解説しておきます。
通貨単位（1ロット）とは？
通貨単位とは、1ロット（1lot）でエントリーしたときにいくらの通貨を保有するかを表したものです。
単位はドルで、例えばマイクロ口座で１ロットエントリーしたら1,000通貨、つまり1,000ドル（約15万円）分のポジションを保有するということです。
スタンダード口座とゼロ口座・KIWAMI極口座の通貨単位は10万通貨なので、1ロットで10万ドル（約1500万円）分のポジションを保有することになります。
最大ロット数（ロット制限）とは？
最大ロット数とは、1口座でエントリー出来るロット数の上限を表したものです。
マイクロ口座なら最大100ロット、スタンダード口座・ゼロ口座なら、最大50ロットまでに制限されています。
なお「通貨単位×ロット数」でいくら分の通貨を保有することになるかを計算することが出来ます。
| マイクロ口座 | 1,000通貨×100ロット＝100,000通貨 |
| スタンダード口座 | 100,000通貨×1ロット＝100,000通貨 |
上記の計算式からも分かるように、マイクロ口座の最大ロット数である100ロットでエントリーするのは、つまりスタンダード口座で１ロットエントリーするのと同じということになります。
最大ポジション数とは？
最大ポジション数とは、予約分も含めた注文数になります。
| ① 10ロット ドル円の「買い注文」 |
| ② 20ロット ドル円の「買い注文」 |
| ③ 20ロット ドル円の「指値予約注文」 |
例えば上記の表の場合、ポジション数は「3」です。ロット数は「50」になります。
最大ポジション数はどの口座タイプも「200」なので、まだ余裕はありますが、スタンダード口座とゼロ口座・KIWAMI極口座の最大ロット数は「50」なので、これ以上エントリーすることは出来ません。
XMの最大ロット数【口座タイプ別】
XMTradingの最大ロット数を各口座タイプごとに解説していきましょう。
マイクロ口座の最大ロット数
| 口座タイプ | マイクロ口座 |
| 通貨単位（1ロット） | 1,000通貨 |
| 最大ロット数 | 100ロット |
XMのマイクロ口座の最大ロット数は「100ロット」です。
通貨単位は「1,000通貨」なので、1,000通貨×100ロットで最大10万通貨で約1,500万円分のポジションを保有可能です。
スタンダード口座の最大ロット数
| 口座タイプ | スタンダード口座 |
| 通貨単位（1ロット） | 100,000通貨 |
| 最大ロット数 | 50ロット |
スタンダード口座の最大ロット数は「50ロット」です。
通貨単位は「100,000通貨」なので、100,000通貨通貨×50ロットで最大500万通貨で約7.5億円のポジションを保有出来る計算です。
ゼロ口座の最大ロット数
ゼロ口座の最大ロット数はスタンダード口座と同じ「50ロット」です。
| 口座タイプ | ゼロ口座 |
| 通貨単位（1ロット） | 100,000通貨 |
| 最大ロット数 | 50ロット |
通貨単位も同じ「100,000通貨」なので、100,000通貨通貨×50ロットで最大500万通貨で約7.5億円のポジションを保有出来る計算です。
KIWAMI極口座の最大ロット数
KIWAMI極口座の最大ロット数は、スタンダード口座やゼロ口座と同じ「50ロット」です。
| 口座タイプ | KIWAMI極口座 |
| 通貨単位（1ロット） | 100,000通貨 |
| 最大ロット数 | 50ロット |
通貨単位も同じ「100,000通貨」なので、100,000通貨通貨×50ロットで最大500万通貨で約7.5億円のポジションを保有出来る計算です。
XMのロット数と1pipsの損益計算方法
XMTradingで１ロットのポジションを保有したときに、１pips（ピップス）変動するといくら損益が変動するのか気になりませんか！
ここでは、ロット数と１pipsの損益計算方法について口座タイプ別に解説していきましょう。
マイクロ口座の１pipsの損益計算
XMのマイクロ口座の1ロットは1,000通貨、つまり1,000ドル（約15万円）分のポジションを保有する事になります。
例を挙げると、マイクロ口座でドル円（150円）を1ロットエントリした時に、為替レートが１pips変動した時の損益変動額は、次のようになります。
| pips数 | 損益の変動額 |
| １pips | ±15円 |
| 10pips | ±150円 |
| 100pips | ±1,500円 |
マイクロ口座は通貨単位がスタンダード口座の100分の1なので、変動する損益も100分の1になります。
ドル円の為替レートが１pips動いても、損益は15円しか変わりません。そのため、FXで大きく稼ぐにはあまり向いていない口座タイプと言えます。
XMのマイクロ口座の特徴やメリット・デメリットにつきましてはXMのマイクロ口座とは？特徴やメリット・デメリットを徹底解説！で解説していますので、参考にしてみてください。
スタンダード口座の１pipsの損益計算
XMのスタンダード口座の1ロットは10万通貨、つまり10万ドル（1500万円）分のポジションを保有することが出来ます。
スタンダード口座でドル円（150円）を1ロットエントリーした時に、１pipsあたりの損益変動額は下記の表の通りです。
| pips数 | 損益の変動額 |
| １pips | ±1,500円 |
| 10pips | ±15,000円 |
| 100pips | ±150,000円 |
スタンダード口座で１ロットのポジションを保有しているとき、為替レートが１pips動くと損益は1,500円上下します。
レートが100pips、つまり1円上下すると損益も10万円変動するため、資金を一気に失わないようにロット管理が大切になってきます。
ただ、最大1,000倍のレバレッジをかけて資金を大きく増やすには、最適な口座タイプと言えます。
なお、XMのスタンダード口座の特徴や適切なロット数につきましては、XMのスタンダード口座とは？特徴やメリット・デメリットを徹底解説！で解説していますので、参考にしてみてください。
ゼロ口座の１pipsの損益計算
XMのゼロ口座はスタンダード口座と同じ1ロット10万通貨、つまり10万ドル（1,500万円）分のポジションを保有することが出来ます。
ゼロ口座でドル円（150円）を1ロットエントリーした時の、１pipsあたりの損益の変動額は下記の表の通りです。
| pips数 | 損益の変動額 |
| １pips | ±1,500円 |
| 10pips | ±15,000円 |
| 100pips | ±150,000円 |
通貨単位が同じなので、損益の変動額もスタンダード口座と変わりません。
ゼロ口座では、為替レートが１pips変動すると損益は1,500円単位で変動します。
なお、ゼロ口座の特徴やレバレッジ・手数料などのルールについては、XMのゼロ口座の特徴は？メリットやデメリットも併せて徹底解説！で解説しています。
特にスタンダード口座とはスプレッドの計算方法が違いますので、詳しく知りたい方は是非参考にしてみてください。
KIWAMI極口座の１pipsの損益計算
XMのKIWAMI極口座はスタンダード口座やゼロ口座と同じ1ロット10万通貨、つまり10万ドル（1,500万円）分のポジションを保有する事が出来ます。
KIWAMI極口座でドル円（150円）を1ロットエントリーした時の、1pipsあたりの損益の変動額は下記の表の通りです。
| pips数 | 損益の変動額 |
| １pips | ±1,500円 |
| 10pips | ±15,000円 |
| 100pips | ±150,000円 |
通貨単位が同じなので、損益の変動額もスタンダード口座と変わりません。
KIWAMI極口座では、為替レートが１pips動くと損益は1,000円単位で変動します。
XMのロット数と必要証拠金計算方法
XMの口座を使って最大ロットでエントリーするなら、いくらの証拠金が必要になるのかを解説していきましょう。
レバレッジ1,000倍でドル円（150円）にエントリーする時、最大ロット数のポジションを保有するために必要な証拠金の額は下記の表の通りです。
| 口座タイプ | 最大ロット数 | 必要証拠金 |
| マイクロ口座 | 100 | 15,000円 |
| スタンダード口座 | 50 | 750,000円 |
| ゼロ口座 | 50 | 750,000円 |
| KIWAMI極口座 | 50 | 750,000円 |
上記の表の通り、マイクロ口座なら15,000円以上が口座にあれば、ドル円に100ロットでエントリーすることが出来ます。
一方で、スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の場合、最大ロットである50ロットでエントリーするには、75万円以上の証拠金が必要になります。
ロット数計算や必要証拠金計算方法は、当サイトで計算機を用意しているのでぜひ活用してみてください。
XMの最大ロット数と最大ポジション数に関する注意点
XMの最大ロットに関する注意点は２つです。
口座タイプごとにロット数の制限はありますが、レバレッジ制限なしでトレード可能です。
XMの最大ポジション数に関する注意点は４つです。
XMの最大ロット数と最大ポジション数に関するよくある質問
XMの最大ロット数と最大ポジション数に関するよくある質問と回答をまとめました。
１つずつ解説していきます。
XMのロット制限はありますか？
XMの最大ロット数は口座タイプによって異なります。
マイクロ口座は最大100ロット・スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座は最大50ロットです。
XMの最大ポジション数は？
XMの最大ポジション数は全口座タイプ共通で200ポジションです。これには予約注文数（指値注文）も含まれます。
XMで1万円チャレンジをするとしたら、ロット数の目安はどれくらいですか？
XMのスタンダード口座を利用し、証拠金1万円・1回のトレードで許容で出来る損失額を5％（500円）と置いた場合、適切なロット数の目安は0.05～0.1ロットになります。
XMの日経225の1ロットはどれくらいの価値がありますか？
日経225の1ロットは、日経平均の価格そのままとなります。仮に日経平均が30,000円だったとすると、1ロットの価値は30,000円ということです。
【まとめ】XMの最大ロット数と最大ポジション数は覚えておこう！
XMTradingの最大ロット数と最大ポジション数を解説してきました。
XMの魅力は最大1,000倍というハイレバレッジです。しかしむやみにロット数やポジション数を増やすと大損する可能性が高まります。
必要証拠金や１pipsあたりの損益の変動額なども計算しながら、是非自分自身でコントロールしながら取引するようにしましょう。
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